赤ちゃんの頭のかたち

赤ちゃんの頭のかたちとは

赤ちゃんの頭のかたちの異常は、主に「斜頭症」と「短頭症」に分けられます。斜頭症は頭が左右非対称になる状態で、頭を上から見ると平行四辺形のような形になります。耳の位置がずれて見えることもあり、多くの保護者の方が心配される症状です。

短頭症は後頭部が平らになる状態で、いわゆる「絶壁頭」と呼ばれます。これらは主に赤ちゃんが長時間同じ姿勢で寝ることによって起こります。柔らかい頭蓋骨が外からの圧力で変形することで発症し、日本では約半数の赤ちゃんに何らかの頭蓋変形が認められる、非常に頻度の高い状態です。

軽度の場合は成長とともに改善することもありますが、重度の場合は顔面の非対称性が残存する可能性があります。具体的には、左右の耳の位置のずれが永続的に残ることがあります。前頭部の突出や頬部の非対称、噛み合わせの問題なども生じる可能性があります。

見た目の問題から将来的に心理的なコンプレックスを抱く可能性も否定できません。頭蓋の成長は2歳で大人の80％、3歳で90％に達するため、早期の対応が極めて重要です。適切な時期を逃すと、改善の機会を失ってしまう恐れがあります。

赤ちゃんの頭のかたちの原因

開院以来、当院には赤ちゃんの頭のかたちでお困りの方が数多く来院されています。これまでのカウンセリングや臨床実績から言えることは、赤ちゃんの頭のかたちの原因はひとつではなく、複数の原因から起こるということです。

赤ちゃんの頭のかたちの原因として次のものが挙げられます。

赤ちゃんの頭のかたちは複数の原因が絡み合って引き起こされる症状です。

この複数の原因が引き金となり、頭蓋骨の変形や首の筋肉の緊張などが発生し、頭のかたちの異常が生じます。それは赤ちゃんによって違い、単に体位を変えるだけでは、全ての問題は解決しません。

一人ひとりの原因が違うからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。赤ちゃんの頭のかたちでお困りなら、豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

赤ちゃんの頭のかたちへの対応として、次のようなものが一般的です。

経過観察

改善しない場合は治療のタイミングを逸する可能性があり、重度の変形では自然改善が期待できません。

体位変換指導

保護者の継続的な努力が必要で、赤ちゃんが嫌がる場合は実施が困難になることがあります。

理学療法

専門的な指導が必要で、継続的な通院と家庭での実施が求められます。効果が現れるまで時間がかかることもあります。

ヘルメット治療

費用が高額で保険適用外のため経済的負担が大きく、装着時間の管理や皮膚トラブルへの注意が必要です。

赤ちゃんの頭のかたちを改善するために

まずはあなたの赤ちゃんの頭のかたちの原因について、検査を通じて明らかにします。原因をぼんやり捉えたまま治療を進めては、一時的な改善はあったとしても、根本的な改善にはつながらないからです。

当院は、他に類を見ない充実した検査で、赤ちゃんの頭のかたちの原因を見つけ出します。検査結果を分かりやすく説明し、あなたの健康目標を達成するために、ケア計画を立てて、施術を進めていきます。

当院の特徴

カイロプラクティック大学を卒業している院長の佃隆、又は副院長の佃美香が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

赤ちゃんの頭のかたちと大きく関わっている箇所を詳細に分析します。頭蓋骨の形状、首の筋肉の状態、向き癖の程度、全身の姿勢バランス、日常生活での体位などをチェックします。必要に応じてレントゲン画像を確認して精度を高めます。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージ、整骨院での治療で効果を感じなかった方も諦めずにご相談ください。

赤ちゃんの頭のかたちのQ＆A

赤ちゃんの頭のかたちは自然に治りますか？

軽度の場合は成長とともに改善することもありますが、重度の場合は自然改善が困難です。生後6ヶ月までの早期対応が重要で、適切な治療により改善が期待できます。

頭のかたちが悪い赤ちゃんがやってはいけないことは？

長時間同じ姿勢で寝かせ続けることは避けましょう。また、無理な体位変換や首への過度な負担をかけることも控える必要があります。専門家の指導のもとで適切なケアを行うことが大切です。

ヘルメット治療はいつから始められますか？

一般的に生後4〜6ヶ月頃から開始し、遅くとも1歳までに始めることが推奨されます。頭蓋の成長が活発な時期に治療を行うことで、より効果的な改善が期待できます。

治療費はどのくらいかかりますか？

ヘルメット治療は保険適用外のため、30〜50万円程度の費用がかかります。ただし、医療機関により費用は異なるため、事前に確認することをお勧めします。

頭のかたちと発達に関係はありますか？

頭蓋変形自体が発達に直接影響することは少ないとされていますが、重度の場合は将来的な顔面の非対称や噛み合わせの問題につながる可能性があります。

何ヶ月まで治療効果が期待できますか？

頭蓋の成長が活発な生後18ヶ月頃まで治療効果が期待できますが、最も効果的なのは生後4〜12ヶ月の期間です。早期の診断と治療開始が重要です。

兄弟姉妹にも遺伝しますか？

頭蓋変形自体は遺伝的な要因よりも環境的な要因が大きいため、必ずしも兄弟姉妹に現れるわけではありません。ただし、向き癖などの傾向は似ることがあります。

うつ伏せ寝をさせても大丈夫ですか？

乳幼児突然死症候群のリスクがあるため、睡眠時のうつ伏せ寝は推奨されません。起きている時の監視下でのうつ伏せ時間を増やすことは効果的です。

マッサージで改善できますか？

首の筋肉の緊張緩和には効果的ですが、頭蓋変形の根本的な改善には限界があります。専門的な理学療法と組み合わせることで効果が期待できます。

将来的に手術が必要になりますか？

位置的な頭蓋変形の場合、手術が必要になることは稀です。ただし、頭蓋縫合早期癒合症などの病的な変形の場合は手術が必要になることがあります。

赤ちゃんの頭のかたちで悩まされていた皆さまも、当院でカイロプラクティックの施術を受けて、このような変化がありました。

全身の姿勢と各部位の筋肉や神経の検査を行う当院のカイロプラクティックと赤ちゃんの頭のかたちは非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

赤ちゃんの頭のかたちは早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。