
院長:佃 隆お気軽にご相談ください!
こんにちは、ファミリーカイロプラクティック三鷹院の佃です。お子さんのことが心配で「側弯症」について調べてくださっているのですね。お子さんの体の異変に気づき、忙しい毎日の中でこうして情報を集めようとしている、その行動力は本当に素晴らしいと思います。親御さんが動いてくれることが、お子さんの未来を守る第一歩になります。


実は私自身も、幼少期から体の不調に長く悩まされてきました。ねこ背に伴う腰痛、野球肘、膝の痛み、首の痛み、自律神経失調症、下痢、喘息など、数えきれないほどの症状を抱えていたのです。だからこそ、お子さんの体のことで不安を感じている親御さんのお気持ちは痛いほどわかります。
今回は、中学生に多い側弯症について、原因から対処法まで詳しくお伝えしていきます。正しい知識を持つことで、漠然とした不安は必ず軽くなります。どうか最後までお付き合いください。


成長期だからこそ、早めの対応が大切です
側弯症とは、本来まっすぐであるはずの背骨が左右に曲がってしまう状態のことです。正面から見たときに背骨がS字やC字のようにカーブし、同時にねじれを伴うこともあります。軽度であれば日常生活に支障をきたすことは少ないですが、成長期に発見された場合は経過観察が必要になります。
日本では中学生の1〜2%程度に側弯症が見つかるとされています。特に女子に多く発症し、男子の5〜8倍の頻度で見られるのが特徴です。お嬢さんをお持ちの親御さんは、学校検診の結果には特に注意を払っていただきたいと思います。
側弯症が中学生に多い理由は、まさに成長期と深く関係しています。骨が急速に伸びる時期は、背骨のバランスが崩れやすくなります。特に身長が急激に伸びる時期と側弯の進行が重なると、曲がりが大きくなりやすい傾向があります。
思春期に発症する側弯症の約80%は「特発性側弯症」と呼ばれ、原因が特定できないタイプです。遺伝的な要因やホルモンバランスの変化が関係していると考えられていますが、はっきりとしたメカニズムはまだ解明されていません。原因不明と聞くと余計に不安になるかもしれませんが、だからこそ定期的な観察と適切な対応が重要になってきます。
側弯症の初期段階では、お子さん自身が痛みを感じることはほとんどありません。そのため、親御さんが気づいてあげることがとても大切です。
チェックポイントとしては、まず両肩の高さが左右で違っていないかを確認してください。次に、お子さんに前屈姿勢をとってもらい、背中を後ろから見たときに左右の高さに差がないかを観察します。肩甲骨の出っ張り具合が左右で異なる場合も、側弯を疑うサインになります。ウエストラインの左右差や、服を着たときに肩紐がずれやすいといった変化にも注目してください。
軽度の側弯症であれば、すぐに深刻な問題につながるわけではありません。しかし、成長期に何の対策もとらずに放置してしまうと、背骨の曲がりが進行するリスクがあります。特に身長が伸びている時期は、半年で10度以上進行することもあるため、定期的な経過観察が欠かせません。
曲がりが大きくなると、見た目の変化だけでなく、体のバランス全体に影響が出始めます。肋骨の変形により胸郭が狭くなり、将来的に呼吸機能に影響を及ぼす可能性もゼロではありません。また、思春期のお子さんにとって、体型の左右差は精神的な負担にもなりかねません。
すべての側弯症が進行するわけではありませんが、いくつかの要素が重なると進行リスクが高まります。発見時の年齢が若いほど、また初潮前の女子ほど、今後の成長期間が長いため進行しやすい傾向があります。発見時のカーブの角度が大きい場合も、要注意です。
逆に言えば、早い段階で発見できれば対処の選択肢も広がります。学校検診で「側弯の疑い」と言われたことをネガティブに捉えず、早期に気づけたことをポジティブに受け止めていただければと思います。
側弯症の治療法は、曲がりの程度と年齢によって変わってきます。整形外科を受診すると、まずはレントゲン検査で「コブ角」と呼ばれる曲がりの角度を測定します。この数値をもとに、今後の方針が決まっていきます。
コブ角が20度未満の軽度側弯症の場合、多くは定期的なレントゲン検査による経過観察となります。3〜6ヶ月ごとに通院し、進行していないかを確認していく方法です。積極的な治療は行わないため、親御さんとしては「本当にこれで大丈夫なのか」と不安になることもあるでしょう。
経過観察の期間中は、自宅でできる姿勢ケアやストレッチを継続することが大切です。何もできないわけではなく、進行を防ぐためにできることはあります。
コブ角が20〜40度程度の中等度側弯症で、骨の成長が続いている場合は、装具療法が提案されることがあります。専用のコルセットを装着することで、背骨の曲がりがこれ以上進行しないようにする治療法です。
装具は1日16〜23時間の装着が推奨されており、お子さんにとっては精神的にも身体的にも負担が大きいのが現実です。夏場の暑さや見た目の問題から、装着を嫌がるお子さんも少なくありません。しかし、装着時間を守らないと効果が得られないため、親御さんのサポートがとても重要になってきます。
コブ角が45〜50度を超える高度側弯症の場合、手術が検討されることがあります。金属製の器具を使って背骨を固定し、曲がりを矯正する方法です。手術により曲がりを改善することはできますが、術後は固定した部分の動きが制限されます。
入院期間や術後のリハビリも必要となるため、学校生活への影響も考慮しなければなりません。できることなら手術は避けたいとお考えの親御さんが多いのは当然のことです。
お子さんが部活動に打ち込んでいる場合、「側弯症でも運動を続けて大丈夫なのか」という質問をよくいただきます。結論から言えば、軽度から中等度の側弯症であれば、ほとんどのスポーツを続けることができます。
むしろ適度な運動は、背骨を支える筋肉を強化し、姿勢の維持に役立ちます。水泳やバレエなど、左右均等に体を使うスポーツは特におすすめです。ただし、コンタクトスポーツや背骨に強い衝撃が加わる競技については、主治医と相談のうえで判断してください。
装具を着けている場合でも、医師の許可があれば運動時だけ外すことも可能です。運動を禁止するのではなく、うまく付き合いながら成長期を過ごすことが大切です。
側弯症の進行を防ぐために、日常生活でできることはたくさんあります。まず、長時間同じ姿勢を続けないことを意識してください。勉強中も30分に一度は立ち上がって体を動かす習慣をつけましょう。
カバンは片方の肩だけにかけ続けるのではなく、リュックサックを使うか、定期的に持ち替えることをおすすめします。寝るときの姿勢については、横向きで膝の間にクッションを挟むと背骨への負担が軽減されます。
ただし、生活習慣だけが側弯症の原因ではないことも理解しておいてください。「姿勢が悪かったから側弯症になった」とお子さんを責めるのは適切ではありません。遺伝的な要因も大きく関係しているため、誰のせいでもないのです。
当院には、側弯症のお子さんを持つ親御さんからのご相談が数多く寄せられています。病院での経過観察だけでは不安、装具以外の方法も試してみたい、そんなお気持ちで来院される方がほとんどです。
32年間で32万人以上の施術経験を持つ私たちだからこそできることがあります。まず、5種類の独自検査により、お子さんの背骨や筋肉、神経の状態を詳しく分析します。側弯症の原因は一人ひとり異なるため、画一的なアプローチでは十分な結果が得られないことが多いのです。
検査結果をもとに、背骨の可動域制限や筋肉の緊張を改善し、神経系の調整を行っていきます。世界基準のカイロプラクティック技術により、ボキボキと音を鳴らすような施術ではなく、お子さんにも安心して受けていただける優しい施術を提供しています。
当院には男女のカイロプラクターが在籍しているため、思春期のお嬢さんでも同性に相談しやすい環境が整っています。体型の変化が気になる年頃のお子さんにとって、女性の施術者がいることは大きな安心感につながります。
また、初回から最後まで同じ担当者が責任を持って対応しますので、毎回違う人に説明し直す必要もありません。お子さんの変化を継続的に見守りながら、最適なケアプランをご提案いたします。
最後に、かつて体の不調に苦しんだ一人として、お伝えしたいことがあります。私は幼少期からねこ背がひどく、それに伴う腰痛に悩まされていました。野球をしていた頃は肘や膝の痛みにも苦しみ、首の痛みは日常茶飯事でした。さらに自律神経失調症による下痢や喘息もあり、「自分の体はどうしてこんなにボロボロなんだろう」と落ち込む日々が続いていたのです。
そんな私を救ってくれたのが、カイロプラクティックとの出会いでした。背骨や神経の調整を受けることで、長年悩まされていた症状が少しずつ改善していったのです。この経験があったからこそ、私はカイロプラクターの道を選び、オーストラリアで本格的に学ぶことを決意しました。
体の不調は、適切なケアによって必ず良い方向に向かいます。成長期のお子さんであればなおさら、体には大きな可能性が秘められています。私自身がそうであったように、お子さんにも明るい未来が待っていると信じています。
側弯症のことで悩んでいる親御さん、そしてお子さん自身も、どうか一人で抱え込まないでください。症状の原因がわかれば、漠然とした不安は消えていきます。不安がなくなれば、お子さんも元気に学校生活や部活動を楽しめるようになります。私たち夫婦は、頑張っている親御さんとお子さんを全力でサポートいたします。いつでもお気軽にご相談ください。


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