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側弯症の症状は痛みだけじゃない?見た目と体調の変化を解説

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こんにちは、ファミリーカイロプラクティック三鷹院の佃です。この記事を開いてくださったということは、ご自身やお子さんの背中の曲がりが気になって調べていらっしゃるのではないでしょうか。不安な気持ちの中で情報を探そうとされたその行動力、本当に素晴らしいと思います。

「子どもの肩の高さが左右で違う気がする」「鏡で見ると背中が曲がっているように見える」そんな風に感じたことはありませんか。側弯症は見た目の変化から気づくことが多く、学校の検診で指摘されて初めて知る方も少なくありません。

当院には側弯症でお悩みの方が数多くいらっしゃいます。経過観察を続けていたら悪化してしまったという方や、コルセット以外の方法を探しているという方まで、そのお悩みは様々です。この記事では側弯症にはどんな症状があるのか、どうすれば早期に発見できるのかについて詳しくお伝えしていきます。

院長:佃 隆

私自身も幼少期から体の不調に悩み続けた経験があります。だからこそ、今つらい思いをしている方の気持ちがよく分かります

目次

側弯症ではどんな症状が現れるのか

側弯症とは背骨が左右に曲がってしまう状態のことで、正面から見たときに本来まっすぐであるはずの背骨がS字やC字のようにカーブしています。曲がりだけでなくねじれを伴うことも多く、このねじれが様々な体の不調につながっていきます。思春期の女子に発症しやすいという特徴があり、原因がはっきりしない特発性のものが全体の約8割を占めています。

見た目でわかる代表的なサイン

側弯症の症状は見た目の変化として最初に気づくことが多いです。お子さんの体を後ろから見たとき、あるいはご自身で鏡を見たときに次のような変化がないかチェックしてみてください。

まず左右の肩の高さに差があるかどうかを確認します。片方の肩だけが上がっている、または下がっているように見える場合は要注意です。次に肩甲骨の出っ張り具合をチェックしてみましょう。片側の肩甲骨だけが飛び出して見えることがあります。

ウエストラインの左右差も重要なサインです。くびれの位置や深さが左右で異なる場合、背骨の曲がりが影響している可能性があります。服を着たときに裾の長さが違って見えたり、体型の歪みが目立ったりすることもあるでしょう。

前屈テストで自分でチェックする方法

ご自宅で簡単にできるセルフチェック方法をご紹介します。両足を揃えて立ち、両手を合わせて前にだらんと垂らしながら、ゆっくりとおじぎをするように前屈してみてください。このとき背中を後ろから見てもらいます。

背中の左右どちらかが盛り上がって見える場合は、側弯症の可能性があります。肋骨が片側だけ突出して見えることもありますので、ご家族に協力してもらってチェックすることをおすすめします。

痛みやしびれなどの身体症状

側弯症は見た目の問題だけではありません。背骨の曲がりによって体のバランスが崩れると、様々な身体症状が現れてきます。

慢性的な腰痛や背中の痛みを感じる方は多いです。筋肉が左右非対称に緊張するため、片側だけが常に張っているような感覚を覚えることもあります。曲がりが進行すると神経を圧迫して、手足のしびれや筋力低下といった症状が出ることもあるでしょう。

意外と知られていないのが、呼吸への影響です。側弯が進行して肋骨が変形すると胸郭が狭くなり、肺が十分に膨らみにくくなります。息苦しさを感じたり、運動時にすぐ息が上がったりする方もいらっしゃいます。

側弯症が起こる原因について

当院で長年施術を行ってきた経験から言えることがあります。それは側弯症の原因はひとつではなく、複数の要因が絡み合っているということです。原因を正しく理解することが、適切な対処への第一歩となります。

特発性側弯症とその他の種類

側弯症には大きく分けていくつかの種類があります。最も多いのが原因不明の特発性側弯症で、全体の約8割を占めています。思春期の成長期に発症することが多く、女子は男子の5倍から8倍の頻度で見られます。

生まれつき背骨の形成に問題がある先天性のもの、脳性麻痺や筋ジストロフィーなどの神経や筋肉の病気から発症する神経筋性のもの、そして加齢による椎間板の変性から起こる変性側弯症などがあります。また出産時の外傷や日常的な姿勢不良が関係していることもあります。

なぜ思春期の女子に多いのか

特発性側弯症がなぜ思春期の女子に多いのかは、まだ完全には解明されていません。しかし成長期のホルモンバランスの変化や、骨の成長速度と筋肉の発達のアンバランスが関係していると考えられています。

遺伝的な要因も指摘されており、ご家族に側弯症の方がいる場合は早めに検診を受けることをおすすめします。ただし遺伝するからといって必ず発症するわけではありませんのでご安心ください。

側弯症を放置するとどうなるか

軽度の側弯症だからと放置してしまう方もいらっしゃいますが、成長期には進行するリスクが高いことを知っておいていただきたいです。特に骨の成長が続いている間は、定期的な経過観察が欠かせません。

進行による様々なリスク

側弯が進行すると見た目の変化がより顕著になります。肋骨の変形により胸郭が狭くなると、心臓や肺の働きにも影響が出てきます。重度になると呼吸機能が低下し、日常生活に大きな支障をきたすこともあります。

慢性的な痛みは生活の質を著しく下げます。長時間の立ち仕事や座り仕事がつらくなり、好きだったスポーツや趣味を諦めなければならないこともあるでしょう。思春期のお子さんにとっては、体型へのコンプレックスが精神的な負担となることも少なくありません。

早期発見が大切な理由

側弯症は早く見つけて早く対処することが何より大切です。軽度のうちであれば進行を抑えやすく、改善の可能性も高くなります。学校での運動器検診で指摘された場合は、放置せずに専門家に相談することをおすすめします。

日本では10度を超える側弯症が人口の2から3パーセントに見られるといわれています。これは決して珍しい症状ではなく、適切なケアを受けている方も大勢いらっしゃいます。一人で抱え込まず、まずは状態を正しく把握することから始めましょう。

病院での一般的な治療法

側弯症と診断された場合、病院ではどのような治療が行われるのでしょうか。現在の標準的なアプローチについて理解しておくことは大切です。

経過観察と装具療法

軽度の側弯症では定期的にレントゲン検査を行い、進行の有無を確認する経過観察が選択されます。3か月から6か月ごとに検査を受け、曲がりが進んでいないかをチェックしていきます。

中等度の側弯症で成長期のお子さんの場合は、コルセットによる装具療法が行われることがあります。進行を抑制する効果が期待できますが、長時間の装着が必要なため日常生活に制限が出ることもあります。思春期のお子さんにとっては精神的な負担が大きくなることもあるでしょう。

手術療法について

高度な側弯症に対しては手術が検討されます。金属製の器具を用いて背骨を固定し、曲がりを矯正する方法です。根本的な治療ではありますが、侵襲が大きく術後のリハビリも長期間必要となります。費用も高額になりますので、できれば手術に至る前に対処したいところです。

カイロプラクティックでできること

経過観察を続けることに不安を感じている方、コルセット以外の選択肢を探している方に、カイロプラクティックという方法があることをお伝えしたいです。当院では32年間の臨床経験の中で、多くの側弯症の方と向き合ってきました。

原因を見つけることの大切さ

当院では施術の前にまず徹底的な検査を行います。姿勢、関節、筋肉、神経、バイタルの5つの視点から現在の状態を分析し、一人ひとりの原因を探っていきます。

同じ側弯症でも原因は人それぞれです。原因をぼんやり捉えたまま施術を行っても、一時的な改善にとどまってしまいます。検査結果をもとに最適なケア計画を立て、根本からの改善を目指していきます。

手術以外の選択肢として

カイロプラクティックは背骨の可動域制限や筋肉の緊張を改善し、神経系の調整を行う施術です。赤ちゃんからご高齢の方まで受けていただける、体に優しいアプローチとなっています。音が鳴らない優しい施術も選択できますので、思春期のお子さんでも安心です。

全身の姿勢と各部位の筋肉や神経の検査を行う当院のカイロプラクティックは、側弯症との相性が非常によく、改善を実感される方も多くいらっしゃいます。日常生活での姿勢指導も併せて行いますので、施術の効果を持続させやすくなります。

私自身の経験からお伝えしたいこと

最後に、私自身のことを少しお話しさせてください。実は私も幼少期から長い間、体の不調に悩まされてきました。

子どもの頃からねこ背がひどく、それに伴う腰痛に苦しんでいました。野球をやっていたので野球肘にも悩まされましたし、膝の痛みや首の痛みもありました。それだけではありません。自律神経失調症による下痢や喘息の症状にも長年苦しみ、病院や治療院に通っても改善しない日々が続いていたのです。

そんな私の人生を変えたのがカイロプラクティックとの出会いでした。施術を受け始めてから体の不調が徐々に改善していき、あれほど悩んでいた症状から解放されたのです。この経験があるからこそ、今つらい思いをしている方のお気持ちが痛いほど分かります。

側弯症は自然に治ることはありませんが、適切なケアによって進行を抑えたり、症状を改善したりすることは可能です。早めに対処すればするほど、改善までの期間も短くなります。

この記事を読んでくださっているあなたは、不安な気持ちを抱えながらも自分で情報を探そうとされています。その一歩を踏み出せたことが、もう改善への道を歩み始めているということです。お子さんの姿勢が気になる親御さん、ご自身の体の左右差に不安を感じている方、どうぞ一人で悩まないでください。いつでも当院にご相談いただければ嬉しいです。

検査で原因がわかれば不安は軽くなります。あなたの体にどれほどの可能性があるのか、一緒に見つけていきましょう。スタッフ一同、心からお待ちしております。

三鷹にある当院までお越しになられない方へ

遠方にお住まいの方に向けた、ご案内のページを用意しました。当院まで来られないという場合は一度お読みになってみてください。


院長:佃 隆

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