
院長:佃 隆お気軽にご相談ください!
お子さんの側弯症が見つかってから、病院を転々としても納得のいく説明や治療が受けられず、心が折れそうになっていませんか。あるいは、ご自身が側弯症と診断されて、この先どうしたらいいか分からずに途方に暮れている方もいらっしゃるかもしれません。側弯症とストレスには、実は深い関係があることをご存知でしょうか。私たちの院には、医療機関を何軒も回って疲れ果てた親御さんや、諦めかけていた患者さんが多く来院されています。




側弯症とストレスの悪循環から抜け出すことは可能です、一緒に考えていきましょう
側弯症というと背骨の構造的な問題だけと思われがちですが、実は精神的ストレスが側弯を引き起こしたり悪化させたりすることがあるのです。現代社会では、学校での人間関係や勉強のプレッシャー、家庭環境のストレスなど、子どもたちは想像以上に大きな精神的負担を抱えています。こうした継続的なストレスが自律神経のバランスを崩し、筋肉の緊張パターンに左右差を生み出すことで、機能性側弯症を引き起こすケースがあります。
さらに深刻なのは、側弯症になったことで新たなストレスが生まれ、悪循環に陥ってしまうことです。精神的ストレスが側弯を生み、側弯がさらなるストレスを生むという負のスパイラルは、多くの患者さんとご家族を苦しめています。私たちの32年間の臨床経験から、この悪循環を断ち切ることが改善への第一歩だと確信しています。
親御さんが子どものために良かれと思って病院を回るのは当然の親心です。しかし残念なことに、多くの医療機関では「様子を見ましょう」「角度が進んだら手術です」といった画一的な説明しか受けられないことがあります。中には「これくらいの曲がりは大したことない」「神経質になりすぎです」といった心ない言葉をかけられ、深く傷つく親御さんもいらっしゃいます。
さらに、レントゲン撮影だけで実際に体に触れることもなく検査を終える医療機関も少なくありません。「うちの子の背中をちゃんと診てもらえていない」という不信感が募り、医療そのものへの信頼を失ってしまうケースも見受けられます。そんな経験を重ねるうちに、もう諦めるしかないのかという絶望感に襲われることもあるでしょう。でも、諦める必要はありません。
側弯症と診断された瞬間から、患者さんとご家族の心には様々な負担がのしかかります。特に思春期の女の子にとって、体の左右差が目立つようになることは、自己肯定感を大きく揺るがす問題となります。制服のスカートが傾いて見えたり、肩の高さが違うことを友達に指摘されたりすることで、学校に行きたくなくなってしまう子もいます。
親御さんの心理的負担も計り知れません。「私の育て方が悪かったのかも」「遺伝させてしまったのでは」といった自責の念に苛まれることも多いです。また、装具治療を勧められた場合、毎日「装具を着けなさい」と言い続けることに疲れ果て、親子関係がギクシャクしてしまうこともあります。側弯症は家族全体を巻き込む心理的ストレスの源となることを理解することが大切です。
精神的ストレスが続くと、交感神経が過度に優位になり、背中や腰の筋肉が慢性的に緊張した状態になります。この筋緊張の左右差が、背骨を支える力のバランスを崩し、側弯を進行させる要因となるのです。また、ストレスによる呼吸の浅さも見逃せません。浅い呼吸は肋骨の動きを制限し、胸郭の柔軟性を失わせることで、側弯の固定化につながる可能性があります。
成人の方の場合、仕事のストレスが加わることで状況はさらに複雑になります。長時間のデスクワークで同じ姿勢を続けることに加え、職場でのプレッシャーや人間関係のストレスが重なると、筋肉の緊張はピークに達します。睡眠の質も低下し、体の回復力が落ちることで、側弯症の進行スピードが速まることもあります。
装具治療を受けているお子さんの心理的ストレスは、想像を絶するものがあります。思春期という多感な時期に、硬いコルセットを1日20時間以上着用しなければならないことは、肉体的にも精神的にも大きな負担です。夏場の暑さや蒸れ、体育の着替えで友達に見られることへの不安など、日常のあらゆる場面でストレスを感じています。
しかし、ここで大切なのは、装具を着けることを「問題」として捉えるのではなく、「改善への道筋」として前向きに受け止めることです。私たちの院では、装具治療と並行してカイロプラクティックケアを行うことで、装具を外している時間の体の快適さを高め、心理的な負担を軽減するサポートをしています。
まず何より大切なのは、正しい知識を持つことです。側弯症は決して「治らない病気」ではありません。確かに完全にまっすぐな背骨にすることは難しくても、適切なケアによって進行を抑制し、症状を改善することは十分に可能です。この事実を知るだけでも、漠然とした不安が具体的な希望へと変わっていきます。
日常生活でできる工夫もたくさんあります。深呼吸やヨガ、瞑想などのリラクゼーション技法は、自律神経のバランスを整え、筋肉の緊張を和らげる効果があります。特に寝る前の10分間、ゆっくりと呼吸しながら体の力を抜く練習をすることで、質の良い睡眠がとれるようになります。良質な睡眠は、心身の回復に欠かせない要素です。
側弯症は決して一人で抱え込む問題ではありません。家族みんなで理解し、支え合うことが何より大切です。親御さんは、お子さんの側弯症を「問題」として捉えるのではなく、「一緒に乗り越える課題」として受け止めてあげてください。「なんで装具を着けないの」と叱るよりも、「今日も頑張ってるね」と認めてあげる言葉の方が、お子さんの心に響きます。
また、病院での嫌な経験があっても、それがすべてではないということを忘れないでください。私たちの院では、必ず患者さんの体に直接触れて、筋肉の状態や背骨の動きを丁寧に確認します。レントゲンだけでは分からない、その方特有の体のクセや緊張パターンを見極めることで、オーダーメイドのケアプランを提案しています。
私たちファミリーカイロプラクティック三鷹院では、側弯症を単なる背骨の問題として捉えるのではなく、心と体の両面からアプローチすることを大切にしています。カイロプラクティックの施術により背骨の可動域が改善し、筋肉のバランスが整うと、体が楽になるだけでなく、心も軽くなることを多くの患者さんが実感されています。
施術中は、患者さんやご家族の不安や悩みにも耳を傾けています。医療機関で傷ついた心、諦めかけていた希望、そんな気持ちに寄り添いながら、一緒に改善への道を歩んでいきます。私自身、7歳の時に頭部外傷を負い、8年間様々な症状に苦しんだ経験があります。だからこそ、体の不調がもたらす心の苦しみが痛いほど分かるのです。
側弯症のケアは一朝一夕にはいきませんが、諦めずに継続することで必ず変化は現れます。当院では5種類の独自検査により、定期的に状態を評価し、改善の過程を可視化しています。小さな変化でも、それを積み重ねることで大きな改善につながることを、32万人以上の臨床実績が証明しています。
精神的ストレスと側弯症の悪循環に苦しんでいる方、医療機関での辛い経験から諦めかけている方、そんなあなたに伝えたいことがあります。側弯症とストレスの関係は確かに複雑ですが、適切なアプローチと継続的なケアによって、必ず良い方向へ向かうことができます。私たちと一緒に、心と体の両面から改善への一歩を踏み出しませんか。一人で悩まず、いつでもご相談ください。あなたとご家族の笑顔を取り戻すお手伝いをさせていただきます。


遠方にお住まいの方に向けた、ご案内のページを用意しました。当院まで来られないという場合は一度お読みになってみてください。