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頭痛と寝る姿勢の新常識|姿勢本著者からのメッセージ

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皆さんこんにちは、ファミリーカイロプラクティック三鷹院の院長を務めております佃隆です。朝起きた時に頭が重い、ズキズキする、なんとなく不快感がある、そんな経験はありませんか。実は当院には毎日のように頭痛でお悩みの方が相談に来られるのですが、その中でも特に多いのが睡眠と関係する頭痛なんです。

最近では在宅ワークが増えて、一日中パソコンに向かう方も増えましたよね。そんな生活の中で首や肩のコリを感じながらも、そのまま寝てしまって朝から頭痛に悩まされる、そんな負のスパイラルに陥っている方が本当に多いんです。今日はカイロプラクティックの専門家として、また32万人以上の患者さんを診てきた経験から、頭痛と寝る姿勢の関係について詳しくお話ししていきたいと思います。

院長:佃 隆

まずは十分な睡眠時間を確保することが何より大切なんです

目次

睡眠の本質は大脳を休めること

寝る姿勢についてお話しする前に、まず睡眠の本質について理解していただきたいことがあります。睡眠の最も重要な役割は、大脳をしっかりと休ませて、体の疲労を回復させることです。どんなに理想的な寝姿勢を取っても、睡眠時間が短すぎたり、睡眠の質が悪ければ、脳も体も十分に回復できません。

脳は日中フル稼働していて、その間に蓄積された疲労物質や老廃物は睡眠中に排出されます。特にレム睡眠中は大脳皮質で活発な物質交換が行われ、脳がリフレッシュする大切な時間なんです。睡眠不足が続くと、この老廃物の排出がうまくいかず、結果として頭痛を引き起こす原因となってしまいます。ですから、まずは一定時間しっかりと眠ることが最優先事項なんです。

なぜ寝る姿勢が頭痛の原因になるのか

十分な睡眠時間を確保できているという前提で、次に重要になってくるのが寝る姿勢です。私たちは人生の約3分の1を睡眠に費やしています。つまり、寝ている間の姿勢が体に与える影響は想像以上に大きいということです。特に首や肩周りの筋肉は、寝ている間も頭を支え続けているため、不適切な寝姿勢が続くと筋肉の緊張状態が続き、血流が悪化して頭痛を引き起こす原因となります。

皆さんは普段どんな姿勢で寝ていますか。横向きで体を丸めて寝る方、うつ伏せで寝る方、仰向けで大の字になって寝る方、様々だと思います。でも実は、それぞれの寝姿勢には適した枕の高さや寝具の条件があるんです。例えば仰向けで寝る場合、理想的な枕の高さは約1〜6cm程度、横向きの場合は4〜10cm程度と言われています。この高さの違いを無視して同じ枕を使い続けていると、知らず知らずのうちに首や肩に負担をかけてしまうんです。

寝落ちの危険性

ソファやデスクで寝落ちしてしまうことはありませんか。実はこれが頭痛を悪化させる大きな原因になっているんです。寝落ちして首がかっくんと前に倒れる姿勢は、首の骨(頸椎)のアライメントを崩し、血液や神経の流れを著しく悪化させます。この状態が続くと、脳への血流が不十分になり、翌朝の激しい頭痛につながってしまうんです。

私の患者さんの中にも、テレビを見ながらソファで寝落ちする習慣がある方が多いのですが、この習慣を改善するだけで頭痛が大幅に軽減したケースが本当にたくさんあります。疲れているときこそ、きちんとベッドや布団で横になることが大切なんです。

頭痛を防ぐ理想的な寝姿勢とは

では、首や脳に負担がかからない寝姿勢とはどんなものでしょうか。まず大前提として、脳と体をしっかり休められる姿勢を見つけることが重要です。その上で、私がお勧めしたいのは仰向けで寝ることです。仰向けは首と背骨が自然なラインを保ちやすく、体重が均等に分散されるため、特定の部位に負担が集中しにくいという利点があります。

ただし、枕の高さには注意が必要です。高すぎる枕を使うと首の後ろのうなじ部分が圧迫され、血流が悪くなって頭痛を引き起こす可能性があります。逆に低すぎても首に負担がかかります。自分に合った高さを見つけることが、質の良い睡眠への第一歩なんです。

仰向け寝のポイント

仰向けで寝る時は、顎が軽く引けた状態で、目線が天井より少し下向きになるような姿勢が理想的です。この姿勢を保つためには、首とマットレスの間に生じるカーブの深さに2cmプラスした高さの枕を選ぶと良いでしょう。また、寝具の硬さも重要で、硬めのマットレスを使っている場合は枕の高さを1〜2cm低めに調整する必要があります。

横向き寝の注意点

どうしても横向きで寝たいという方も多いと思います。実は最新の神経科学の研究では、横向き寝が脳の老廃物を排出するのに最も効果的という報告もあるんです。横向き寝の場合は、頭から背中にかけてまっすぐな一直線になるようにすることが大切です。耳と肩が垂直に並ぶような姿勢を保つことで、首や肩の筋肉への負担を軽減できます。

睡眠の質を高める環境づくり

良質な睡眠を得るためには、寝る姿勢だけでなく睡眠環境も大切です。まず重要なのが室温と湿度の管理です。理想的な室温は16〜26度、湿度は50〜60%程度とされています。また、寝室は暗く静かな環境を保つことで、深い睡眠を得やすくなります。

睡眠時間も大切な要素です。個人差はありますが、一般的には6〜8時間程度の睡眠が理想とされています。この時間をしっかり確保することで、大脳の疲労回復と老廃物の排出が適切に行われます。ただし、寝すぎも頭痛の原因になることがあるので注意が必要です。

枕選びが頭痛改善のカギを握る

私が診てきた患者さんの中には、枕を変えただけで長年の頭痛から解放された方が本当にたくさんいらっしゃいます。実は枕選びには科学的な根拠があるんです。一般的に仰向け寝に適した枕の高さは約3cm、横向き寝には約5cmと言われていますが、これはあくまで目安です。体型や首のカーブ、使っているマットレスの硬さによって最適な高さは変わってきます。

最近では高さ調整ができる枕も多く販売されています。私がよく患者さんにアドバイスするのは、まず今使っている枕の高さを測ってみることです。そして朝起きた時に首や肩に違和感がないか、頭痛がないかをチェックしてみてください。もし症状がある場合は、タオルを使って高さを微調整してみるのも良い方法です。

枕の形状も重要

枕の形状には標準タイプ、くぼみタイプ、ウェーブタイプなど様々な種類があります。それぞれに特徴があり、例えばくぼみタイプは頭をしっかりホールドしてくれるので、寝返りが多い方に向いています。一方、ウェーブタイプは首のカーブをサポートしてくれるので、ストレートネック気味の方にお勧めです。

生活習慣の見直しも大切

寝姿勢や枕の改善と合わせて、日常生活の習慣も見直してみましょう。特に重要なのが水分補給です。眠っている間に人は思っている以上に汗をかき、水分が不足すると血行が悪くなり、起床時の頭痛の原因となることがあります。就寝前と起床後にそれぞれコップ1杯程度の常温の水を飲むようにしましょう。

寝る前の習慣を見直そう

就寝前のカフェインやアルコールの摂取は睡眠の質を低下させ、朝の頭痛につながることがあります。特にカフェインは午後以降は控えめにすることをお勧めします。また、寝る前のスマートフォンやパソコンの使用も自律神経を乱し、睡眠の質を下げる原因となります。就寝の1時間前からは電子機器の使用を控え、リラックスできる環境を作ることが大切です。

カイロプラクティックによる根本改善

ここまで睡眠と寝姿勢について詳しくお話ししてきましたが、実は頭痛の原因は一つではないことが多いんです。私が32年間の臨床経験で感じているのは、頭痛は複数の要因が絡み合って起こることがほとんどだということです。姿勢の歪み、筋肉の緊張、ストレス、生活習慣など、様々な要因が複雑に関係しています。

当院では5種類の独自検査を行い、患者さん一人ひとりの頭痛の原因を詳しく分析します。姿勢分析、関節の可動域検査、筋肉と神経の状態チェック、そして日常生活での姿勢習慣まで、多角的に検査することで、その方に最適な改善方法を見つけ出すことができるんです。

施術と生活指導の組み合わせ

カイロプラクティックの施術では、歪んだ背骨を整え、筋肉の緊張を和らげることで、頭痛の根本原因にアプローチします。でも施術だけでは不十分なんです。正しい寝姿勢や枕の使い方、日常生活での姿勢改善など、トータルでサポートすることで、頭痛が再発しにくい体づくりを目指します。実際に当院で施術を受けた方の多くが、朝すっきりと目覚められるようになった、仕事に集中できるようになった、と喜びの声をいただいています。

まとめ

今回は頭痛と寝る姿勢の関係について詳しくお話ししました。まず最も大切なのは、十分な睡眠時間を確保して大脳をしっかり休ませることです。その上で、首や脳に負担がかからない適切な寝姿勢と枕選び、そして生活習慣の改善によって、多くの頭痛は改善できる可能性があります。

でも忘れないでいただきたいのは、頭痛には様々な原因があるということです。もし寝姿勢を改善しても頭痛が続く場合は、他の原因が隠れているかもしれません。私たちカイロプラクターは、皆さんの体の状態を詳しく検査し、一人ひとりに最適な改善方法を提案することができます。長年頭痛に悩まされている方、薬に頼りたくない方、根本から改善したい方は、ぜひ一度ご相談ください。一人で悩まずに、私たちと一緒に頭痛のない快適な毎日を取り戻しましょう。皆さんの健康な笑顔を見ることが、私たちの何よりの喜びです。

三鷹にある当院までお越しになられない方へ

遠方にお住まいの方に向けた、ご案内のページを用意しました。当院まで来られないという場合は一度お読みになってみてください。


院長:佃 隆

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