
院長:佃 隆お気軽にご相談ください!
こんにちは、ファミリーカイロプラクティック三鷹院の佃隆です。このページを開いてくださったあなたは、きっと側弯症のことで不安を抱えていらっしゃるのではないでしょうか。「側弯症があると寿命が短くなるの?」「このまま放置して大丈夫?」そんな心配を抱えながら、情報を探し求めてここにたどり着いたのだと思います。


まず最初に伝えたいことがあります。つらい症状や不安を抱えながらも、自分で調べようとしたその行動力は本当に素晴らしいです。何もしないで悩み続けるのではなく、一歩踏み出して情報を集めようとする姿勢が、改善への第一歩になります。32年間で32万人以上の施術経験を持つ私が、あなたの不安に寄り添いながらお答えしていきますね。


側弯症と寿命の関係は、多くの方が抱える不安です。正しい知識を持つことで、漠然とした恐怖から解放されましょう
結論からお伝えすると、軽度から中等度の側弯症であれば、寿命に大きな影響はありません。特に思春期以降に発症した特発性側弯症の場合、適切な管理を行えば健康な方と変わらない人生を送ることができます。ネットで見かける「側弯症は短命」という情報に振り回される必要はないのです。
ただし、これは「すべての側弯症が問題ない」という意味ではありません。背骨の曲がりが重度になると、胸郭の形が変わって肺や心臓を圧迫し、呼吸機能や循環機能に影響を及ぼす可能性があります。だからこそ、早期発見と適切な対応が重要なのです。
側弯症の程度は、コブ角という背骨の曲がりの角度で表されます。この角度によって、身体への影響は大きく異なってきます。あなたやお子さんの角度がどの程度か、把握していますか。
10度から25度程度の軽度の場合は、見た目の左右差はあっても身体機能への影響はほとんどありません。25度から40度の中等度になると、肋骨の変形が目立ち始め、定期的な経過観察や装具療法が検討されます。
70度を超える重度の側弯症では、胸郭が変形して肺活量が減少し始めます。90度以上になると心肺機能への影響が顕著になり、長期的な健康管理が必要になってきます。このレベルに達すると、専門医との連携のもとで慎重な対応が求められます。
側弯症がいつ発症したかによっても、予後は異なります。乳幼児期に発症した側弯症は、成長とともに進行しやすく、胸郭の発達にも影響を与える可能性があるため、より慎重な経過観察が必要です。
一方、思春期に発症する特発性側弯症は全体の約8割を占めており、適切な管理を行えば重度に進行するケースは限られています。成長期が終われば進行も止まることが多く、過度に心配する必要はありません。
「軽度だから大丈夫」と経過観察だけで様子を見ていたら、いつの間にか中等度に進行していた。当院にもそのような相談が後を絶ちません。あなたも同じような不安を感じていませんか。
側弯症は自然に治ることはなく、特に成長期には進行するリスクがあります。放置することで背骨の曲がりが大きくなると、さまざまな身体的影響が現れてきます。
背骨が曲がることで、身体のバランスが崩れて慢性的な腰痛や背部痛が生じやすくなります。筋肉が常に緊張した状態になるため、疲れやすさを感じる方も多いです。
重度に進行すると、胸郭の変形により肺が十分に膨らまなくなり、息苦しさや運動時の息切れを感じるようになります。さらに神経が圧迫されることで、手足のしびれや筋力低下が起こるケースもあります。
見た目の変化による精神的な負担も見逃せません。肩の高さの左右差や肋骨の出っ張りが目立つようになると、服選びに困ったり、人前で着替えることを避けたくなったりする方もいらっしゃいます。
特に思春期のお子さんにとって、体型の変化は自己肯定感に大きく影響します。学校生活や部活動に消極的になってしまうケースもあるため、身体面だけでなく心のケアも大切です。
側弯症があっても、多くの方が充実した人生を送っています。大切なのは、自分の状態を正しく把握し、適切な対応を続けることです。諦める必要はまったくありません。
側弯症は早期発見と早期対応が何より重要です。成長期のお子さんは半年に1回程度、成人の方も年に1回は専門家にチェックしてもらうことをおすすめします。
家庭でも簡単なセルフチェックができます。前屈みになったときに背中の左右の高さに差がないか、肩の高さが揃っているか、ウエストラインが左右対称かを確認してみてください。気になる点があれば、早めに専門家に相談しましょう。
側弯症の方が避けたほうがよい動作があります。激しいねじり動作や重い物を持つ作業、長時間同じ姿勢を続けることは、症状を悪化させる可能性があります。
一方で、適度な運動は筋力維持のために大切です。水泳やウォーキングなど、背骨に負担の少ない運動を取り入れることで、身体を支える筋肉を強化できます。どのような運動が適しているかは、個々の状態によって異なりますので、専門家に相談しながら進めていくとよいでしょう。
将来の妊娠や出産を心配される若い女性の方も多くいらっしゃいます。軽度から中等度の側弯症であれば、通常の妊娠・出産に大きな支障はありません。
ただし、重度の側弯症がある場合は、妊娠中の身体の変化に伴う負担が大きくなることがあります。妊娠を考えている方は、事前に専門医や産婦人科医に相談しておくと安心です。
側弯症への対応は、その程度や進行の状況によって異なります。病院では主に経過観察、装具療法、手術療法の3つのアプローチがとられます。それぞれにメリットとデメリットがありますので、理解しておきましょう。
軽度の側弯症では、定期的なレントゲン検査による経過観察が行われます。進行がなければそのまま様子を見ることになりますが、患者さんにとっては「ただ待つだけ」という不安が残ることも少なくありません。
中等度になると、コルセットなどの装具を装着して進行を抑える治療が検討されます。装具は1日20時間以上の装着が推奨されることが多く、特に思春期のお子さんには精神的な負担が大きいのが現実です。
高度の側弯症に対しては、金属製の器具で背骨を固定する手術が行われることがあります。根本的な矯正が可能な反面、侵襲が大きく、術後の可動域制限やリハビリ期間も必要になります。
当院では、背骨の可動域や筋肉のバランス、神経系の状態を詳しく検査し、一人ひとりの原因に合わせたアプローチを行っています。側弯症の原因はひとつではなく、複数の要因が絡み合って起こることがほとんどです。
姿勢、関節、筋肉、神経、バイタルの5つの視点から現在の状態を可視化し、なぜ背骨が曲がっているのか、どこに問題があるのかを明らかにしていきます。原因がわかれば、適切な対処法も見えてきます。
手術を避けたい方、装具療法に不安を感じている方、経過観察だけでは物足りないと感じている方にも、安心して受けていただける優しい施術を提供しています。
実は私自身、幼少期から身体の不調に悩まされてきました。ねこ背による慢性的な腰痛、野球をしていたときの肘の痛み、膝の痛み、首の痛み。それだけではありません。自律神経失調症による下痢や喘息にも苦しみました。病院に行っても「原因不明」「様子を見ましょう」と言われるばかりで、改善の糸口が見つからない日々が続いたのです。
そんな私を救ってくれたのがカイロプラクティックでした。初めて施術を受けたとき、自分の身体がこれほど歪んでいたのかと驚いたことを今でも覚えています。継続的なケアを受ける中で、長年悩まされていた症状が少しずつ改善していきました。
この経験があるからこそ、身体の不調で悩んでいる方の気持ちが痛いほどわかります。「どこに行っても治らない」「このまま一生付き合っていくしかないのか」という絶望感も経験しました。だからこそ、同じように悩んでいる方の力になりたいと思い、この道を歩んできたのです。
「側弯症で寿命が縮む」という情報を目にして、夜も眠れないほど心配されている方がいらっしゃるかもしれません。お子さんの将来を考えて、胸が締め付けられるような思いをしているお母さんもいるでしょう。でも、正しい知識を持ち、適切な対応を続ければ、側弯症があっても健康で充実した人生を送ることは十分に可能です。
私がお伝えしたいのは、一人で悩まないでほしいということです。今こうして情報を探しているあなたは、すでに改善に向けた一歩を踏み出しています。その行動力があれば、必ず良い方向に進んでいけます。
症状の原因がわかれば、漠然とした不安はなくなります。不安がなくなれば、前向きに毎日を過ごすことができます。側弯症でお悩みの方、お子さんの将来が心配な方は、どうぞお気軽にご相談ください。32年間で32万人以上の施術経験をもとに、あなたに合ったケアプランをご提案いたします。一緒に、健康な未来への道を歩んでいきましょう。


遠方にお住まいの方に向けた、ご案内のページを用意しました。当院まで来られないという場合は一度お読みになってみてください。