
院長:佃 隆お気軽にご相談ください!
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休院日
こんにちは。ファミリーカイロプラクティック三鷹院の佃隆です。お忙しい毎日のなかで、お子さまの体のことを調べようとこの記事にたどり着いたあなたの行動力は、本当にすばらしいと思います。


仕事に家事に、日々やることが山ほどあるなかで「この子のために何かできることはないか」と動けるお母さまは、それだけで十分立派です。どうかご自身を褒めてあげてくださいね。
さて、「どうして女の子ばかり側弯症になるの?」という疑問は、当院でもとても多くいただくご質問のひとつです。あなたも同じ疑問をお持ちではないでしょうか。
実は側弯症は、思春期の女性に圧倒的に多く発症します。その理由にはホルモンや遺伝、体型などいくつもの要因が絡み合っています。この記事では、女性に側弯症が多い理由を医学的な背景からわかりやすくお伝えします。
そのうえで、病院で経過観察と言われた方が今日からできることや、当院のアプローチについてもお話しさせてください。


女性に多い理由を正しく知ることが、不安を減らす第一歩です。33年間の臨床で多くの側弯症を診てきた経験から、できるだけわかりやすくお伝えしますね
側弯症のなかでも最も多い「特発性側弯症」は、はっきりとした原因が特定されていない背骨の曲がりのことを指します。全体の約8割を占めるこのタイプは、とりわけ女性に偏って発症するという大きな特徴を持っています。
日本側弯症学会の調査では、思春期特発性側弯症の発症は女性が男性の5〜8倍にのぼるとされています。では、なぜここまで差が出るのでしょうか。
女性に側弯症が多い理由のひとつとして、エストロゲンという女性ホルモンの関与が注目されています。思春期の女性の体は急激に変化しますが、このホルモンの分泌バランスが骨や筋肉の成長に影響を与えるのです。
特にエストロゲンの分泌量が少ない時期に背骨の成長が急速に進むと、骨格のバランスが崩れやすくなります。これが側弯の発症や進行に関わっていると考えられています。
男性にはこのようなホルモン変動が起きにくいため、発症率にこれほど大きな差が生まれるのです。
側弯症には遺伝的な背景があることも明らかになっています。一卵性双生児の研究では、片方が側弯症の場合、もう片方も発症する確率が90%を超えるという報告があります。
近年ではTBX6やLBX1といった複数の遺伝子が側弯症に関わっていることもわかってきました。お母さまご自身に側弯の経験がある場合、お子さまにも注意を向けてあげてください。
ただし遺伝子があるからといって必ず発症するわけではありません。過度に心配される必要はありませんのでご安心くださいね。
あまり知られていませんが、側弯症は痩せ型でBMIが低い女性に多い傾向があります。ある大学の研究では、遺伝的に太りにくい体質と側弯症の発症リスクに関連性が見られたと報告されました。
女性は男性に比べて筋肉量が少なく、成長期に身長が急激に伸びると背骨を支える筋力が追いつかなくなることが、側弯を引き起こす大きな要因です。
高身長で細身のお子さまをお持ちの方は、背中の左右差がないかを意識的にチェックしてあげてください。
側弯症は成長期に進行しやすいという特徴があります。特に小学校高学年から中学生にかけての「成長スパート」と呼ばれる時期は、身長が急激に伸びるぶん側弯も一気に進むことがあり、この時期の対応が将来を大きく左右します。
身長が1年間で8cm以上伸びるような時期には、骨の成長に対して周囲の筋肉や靭帯の発達が追いつかないことがあります。
この不安定な状態のときに背骨がわずかに傾いた状態で固定されてしまうと、そこから側弯が進行していきます。お子さまの成長期は今まさにその時期ではないでしょうか。
軽度のうちであれば進行を食い止められる可能性が高いのですが、中度以上に進んでしまうと選択肢が限られてきます。
痛みがなくても背骨の矯正を行う必要があるのは、歯科矯正と同じ考え方です。将来の負担を減らすために、今できることを行うという発想がとても大切になります。
日本では学校の健康診断で運動器検診が行われています。ここで側弯の疑いを指摘された場合は、できるだけ早く専門家に相談することが大切です。
「まだ軽度だから大丈夫」と思って放置している間に、成長とともに進行してしまうケースを私はこれまで何度も目にしてきました。
お子さまの背中を後ろから見て、肩の高さが左右で違う、くびれの位置が非対称、前屈したとき背中の片側が盛り上がっている。こうしたサインがあれば早めに検査を受けましょう。
病院で「まだ軽度なので経過観察しましょう」と言われると、少し安心するかもしれません。しかし経過観察はあくまで「見ているだけ」であり、積極的に改善を目指すものではありません。
背骨のゆがみが進む前に何かできることをやりたい。そう思ってこの記事を読んでくださっている方には、経過観察以外の選択肢があることをぜひ知っていただきたいのです。
特にコルセットや手術を回避したいとお考えの方には、成長期のうちに背骨の状態を整えておくことを強くおすすめします。
側弯症は痛みだけの問題ではありません。特に女性にとっては見た目の変化や将来の妊娠・出産への影響、さらにはネット上にあふれる偏った情報に振り回される不安など、男性にはない特有の悩みを抱えることがとても多いのです。
思春期の女の子にとって、体型の変化はとても敏感な問題です。側弯症による肋骨の出っ張りやウエストラインの左右差、肩の高さの違いは、日常生活のなかで大きなストレスになります。
「自分の体はおかしいのではないか」と一人で悩んでいるお子さまは少なくありません。こうした精神的なつらさは周囲にはなかなか理解されにくいものです。
親御さんが気づいてあげること、そして「よくなる方法がある」と伝えてあげることが、お子さまの心を軽くする第一歩になります。
20代から30代の女性からは、「側弯症があると妊娠や出産に問題がありますか?」というご質問もよくいただきます。
軽度から中度の側弯症であれば、通常の妊娠・出産に大きな影響を及ぼすことはほとんどありません。必要以上に不安を抱えなくても大丈夫です。
ただし妊娠中は体重の増加や姿勢の変化によって腰痛が悪化しやすくなります。側弯がある方は骨盤バランスが崩れやすい傾向がありますので、妊娠前から体を整えておくことが理想的です。
装具(コルセット)を使用されている方のなかには、装具に首をのせてしまう姿勢が習慣化し、逆にねこ背が進行してしまうケースも少なくありません。装具をつけていれば安心というわけではないのです。
最近ではYouTuberが側弯症の手術体験を発信し、「手術をしてもいろんなことができるから安心して」と伝えている動画も増えています。
こうした情報に触れるうちに、「装具はしたくないけど、進行したら手術をすればいい」と安易に考えてしまうお子さまもいらっしゃいます。情報元が偏っていると正しい判断が難しくなりますので、ぜひ複数の視点から情報を集めてください。
側弯症の改善は、体の問題を解決するだけにとどまりません。背骨が整うことで姿勢に自信が持てるようになり、お子さまの人生の選択肢そのものが大きく広がっていくのを、私はこれまでの臨床のなかで何度も見てきました。
勉強に集中できるようになる、部活動を思い切り楽しめる、好きなファッションを自信を持って着こなせる、海外留学にも前向きにチャレンジできる。こうした可能性は、体が整ってはじめて見えてくるものです。
学校生活を思い切り楽しんだり、学生のうちにしかできない経験を積んでいくために、成長期の背骨の矯正は健康面における最重要な選択のひとつだと私は考えています。
当院では側弯症に関してたくさんの臨床例を積み重ねてきました。レントゲンに映る背骨の曲がりだけが問題なのではなく、背骨、骨盤、頭、首、肩、股関節と全身をトータルで整えることが本当の改善につながると考えています。
カイロプラクティックの手技による施術で、体全体のバランスを丁寧に調整していきます。小学生、中学生、高校生も数多く通院されていますので、お子さまへの施術にも豊富な経験があります。
施術だけでなく、日常生活でできる姿勢ケアをマンツーマンでお伝えしているのも当院の大きな特徴です。廣済堂出版より2冊の書籍にもなった「姿勢の魔法『シャキーン』メソッド」をベースに、ご自宅で続けられるセルフケアをお教えします。
施術と日常の姿勢ケアの両方からアプローチすることで相乗効果が生まれ、改善のスピードが大きく変わります。産後の骨盤矯正でも多くの改善例をいただいている実績あるメソッドです。
当院には整形外科医、内科医、産婦人科医、精神科医、救急救命医といった医師をはじめ、看護師、薬剤師、理学療法士、作業療法士、そしてそのご家族も多数通院されています。
当院で行う検査は、医学知識に基づいたアメリカやカナダのカイロプラクティック院ではスタンダードとされる包括的なものです。姿勢、筋肉、神経などを多角的に評価し、側弯の根本原因を特定します。
迷ったらまずは検査を受けてみてください。お子さまの体の状態を正確に把握することが、最善の判断をするための出発点になります。
「身長の伸びが止まったら側弯症の進行も止まる」と聞いたことがある方は多いかもしれません。しかし当院の臨床例では、20歳を超えてから側弯の角度が少しずつ進んでしまったというご相談も実は多くいただいています。
生活環境の変化、加齢による筋力低下、間違った姿勢の理解など、複数の要素が重なることで成長期を過ぎてからも進行することがあるのです。
病院での側弯症治療が終了した方にも、できる限り進行の可能性を減らすお手伝いをしていますので、該当する方もどうぞお気軽にご相談ください。
私自身、子どもの頃からねこ背に悩んでいました。7歳のときに野球のバットが頭に当たる事故に遭い、その2か月後に頚椎椎間板ヘルニアを発症。小学生で2度の入院を経験し、8年間にわたり頭痛やめまい、体調不良に苦しみました。
中学生のときにカイロプラクティックと出会い、病院では改善しなかった症状が好転したことで人生が大きく変わりました。この経験がなければ、今の私はありません。
だからこそカイロプラクティックの道に進み、オーストラリアのマードック大学で学位を取得し、姿勢改善メソッドを確立して書籍を2冊出版するに至りました。33年間で33万人の臨床実績は、私の原体験から続く一本の道の上にあります。
今まさに側弯症の不安を抱えている方には、「ほかにも選択肢がある」ということを知ってほしいのです。側弯症のことで少しでも気になることがあれば、どうか一人で悩まないでください。
お子さまの側弯症に悩む親御さんの気持ちを、私たち夫婦は理解しています。いつでもお気軽にご相談いただければ、きっとお力になれると思います。


遠方にお住まいの方に向けた、ご案内のページを用意しました。当院まで来られないという場合は一度お読みになってみてください。