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【中学生の親御さんへ】側弯症の角度の測り方と治療の選び方

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お忙しい毎日のなかで、お子さんの側弯症について自分で調べようとされているその行動力、本当に素晴らしいと思います。ファミリーカイロプラクティック三鷹院の佃です。

「コブ角○○度です」と病院で言われたけれど、その数字がどんな意味を持つのかピンとこない。そんな不安を抱えながら帰ってこられた方は、実はとても多いのです。

この記事では、側弯症の角度を測る方法であるコブ角の基本から、角度ごとの治療方針、ご自宅でできるセルフチェック、そして今すぐ始められるケアまでお伝えします。

院長:佃 隆

仕事や家事でお忙しいなか調べてくださっているあなたへ、コブ角の見方と今できることを丁寧にお伝えします

目次

コブ角とは?背骨の曲がりを測る世界共通の基準

側弯症がどの程度進んでいるかを評価するとき、世界中の整形外科医が共通して使っている指標が「コブ角」です。レントゲン画像を使って背骨の曲がり具合を角度で数値化するもので、目視だけでは把握できない正確な情報を得ることができます。

レントゲンを使った測定の手順

コブ角を測るには、まず立った状態で正面からレントゲンを撮影します。画像のなかで、カーブの頂点に対して最も傾きが大きい上側と下側の椎体をそれぞれ特定します。

上側の椎体の上縁に沿って線を引き、下側の椎体の下縁に沿ってもう一本線を引きます。この2本の線が交わる角度がコブ角です。数値が大きいほど曲がりが強いことを意味します。

シンプルな原理に聞こえますが、実際には医師の経験や読影の技術によって精度が左右される繊細な測定です。

測定のたびに数値が変わることがある?

コブ角の測定には5度前後の誤差が生じることが珍しくありません。撮影時の姿勢のわずかな違いや、基準とする椎体の選び方で数値は変動します。

前回から2〜3度変わった程度であれば、深刻に受け止める必要はありません。大切なのは同じ医療機関で定期的に撮影し、長い目で経過を見ていくことです。

角度ごとに異なる治療の方針を知っておこう

「うちの子のコブ角だと、どんな治療が必要なの?」という疑問は、お子さんが側弯症と診断されたご家族にとって最も切実なテーマです。コブ角の数値によって、一般的にどのような対応がとられるのかを整理してみました。

コブ角重症度一般的な対応
10度未満正常〜軽微側弯症と診断されない場合が多い
10〜25度軽度3〜6か月ごとの経過観察
25〜40度中等度装具(コルセット)の検討
40〜50度以上重度手術療法の検討

10度から25度は経過を見守る段階

コブ角が10度から25度であれば、多くの場合は定期的な経過観察が中心となります。成長期のお子さんは骨の発達で角度が変化する可能性があるため、3〜6か月ごとにレントゲンで推移を確認します。

「経過観察=何もしない」と不安になる方もいらっしゃいますが、この段階でこそ姿勢のケアや体のバランスを意識することに大きな意味があります。

25度から40度で装具療法が選択肢に

コブ角が25度を超えると、装具療法いわゆるコルセットの装着が検討されます。骨の成長が残っている思春期のお子さんでは、装具で進行を抑えることが目標です。

ただし装具を長時間つけ続ける生活は精神的な負担も大きく、ご家族のあたたかいサポートが欠かせません。さらに装具に首をのせてしまうクセがつき、かえってねこ背が進行してしまうケースも見受けられます。

40度を超えると手術が視野に入ることも

コブ角が40度から50度以上になると、手術による矯正が選択肢に含まれます。ただし手術はあくまで最終手段で、年齢や進行速度、生活への影響を総合的に判断して決められます。

最近ではYouTuberが「手術してもいろんなことができるから大丈夫」と発信しているケースも増えています。情報が偏ると「進行しても手術すればいい」と安易に考えてしまうお子さんもいるほどです。

手術にはリスクが伴います。正確な情報をもとにご家族でしっかり話し合うことが大切です。

病院へ行く前にできるセルフチェック法

「もしかしてうちの子も側弯症かもしれない」と感じたとき、まずご自宅で確認できるチェック法があります。正確な診断にはレントゲン検査が欠かせませんが、早期発見のきっかけとしてセルフチェックはとても役に立ちます。

前屈テスト(アダムステスト)を試してみよう

最も広く知られているのが「前屈テスト」です。お子さんに両足を揃えて立ってもらい、両手を合わせてゆっくりおじぎをしてもらいます。その姿勢を真後ろから観察してください。

背中の左右で高さに差がある場合、つまり片側だけが盛り上がって見えるようであれば側弯の可能性があります。肋骨隆起(リブハンプ)と呼ばれるこの左右差は、側弯を見分ける重要なサインです。

毎日の暮らしのなかで気づけるポイント

前屈テスト以外にも、ふだんの暮らしで気づけるサインがあります。左右の肩の高さが違う、ウエストラインに左右差がある、スカートの裾が左右で異なるといった変化です。

お風呂上がりにお子さんの背中をさりげなく確認する習慣をつけておくと、小さな変化にも早く気づけます。ぜひ今日から意識してみてください。

「経過観察」で終わらせない。今できることがある

病院で「軽度なので経過観察で大丈夫です」と言われると安心する反面、「本当にこのまま何もしなくていいの?」という不安が残りませんか。背骨のゆがみが進んでしまう前に何かできることをやりたい。当院はそんな想いを持つご家族のための場所です。

痛みがなくても背骨の矯正を行うことは、歯科矯正と同じように将来の負担を減らすための大切な選択です。今のうちに体を整えておくことが、お子さんの10年後、20年後の体を守ることにつながります。

当院には小学生、中学生、高校生のお子さんも数多く通院されています。コルセットや手術をできるだけ回避したい方には、特にカイロプラクティックによるケアをおすすめしています。

成長が止まっても安心できない理由

「身長の伸びが止まれば側弯の進行も止まる」とよく言われます。しかし当院には、20歳を超えてから側弯の角度が少しずつ進んでしまったという方が数多くいらっしゃいます。

生活環境の変化、加齢による筋力低下、間違った姿勢への理解不足など複数の要因が重なることで進行する可能性があります。病院での治療が終了した方にも、継続的なケアをおすすめしています。

カイロプラクティックだからできる全身アプローチ

側弯症の原因はレントゲンに映る背骨の曲がりだけではありません。当院では背骨はもちろん、骨盤、頭、首、肩、股関節まで全身をカイロプラクティックの手技で整えます。体全体のバランスから側弯にアプローチすることで根本的な改善を目指します。

「シャキーンメソッド」で施術との相乗効果を

当院では施術に加え、日常生活でできる姿勢ケアをマンツーマンでお伝えしています。2冊の書籍にもなっている「姿勢の魔法『シャキーン』メソッド」は、施術との相乗効果を生み出すセルフケアプログラムです。

正しい姿勢の意識を毎日の生活に取り入れることで、施術の効果がより長く持続します。お子さん自身が自分の体と向き合うきっかけにもなります。

医療の専門家にも選ばれています

当院には整形外科医、内科医、産婦人科医、精神科医、救急救命医といった医師をはじめ、看護師、薬剤師、理学療法士、作業療法士、そのご家族も多数通院されています。

当院の検査は医学知識に基づき、アメリカやカナダのカイロプラクティック院ではスタンダードとされている包括的な検査です。姿勢、筋肉、神経を総合的に評価したうえで施術方針を決定します。

側弯症の改善がお子さんの未来を広げる

側弯症が改善に向かうことでお子さんの選択肢は大きく広がります。勉強に集中しやすくなる、部活で思いきり体を動かせる、好きなおしゃれを楽しめる、留学にも前向きになれる。成長期に背骨を整えることは、健康面における最重要な選択のひとつです。

私自身、中学生の頃はねこ背に悩んでいました。カイロプラクティックとの出会いが人生を好転させてくれた経験が、この仕事の原点です。

その経験がカイロプラクティック院の開院につながり、姿勢改善メソッドの確立、姿勢に関する書籍2冊の出版へと発展しました。同じ悩みを持つお子さんの力になりたいと強く思っています。

コブ角の数値を見て不安を感じている方、経過観察と言われたけれど何かしたいと思っている方、どうかおひとりで悩まないでください。

迷ったらまずは当院で姿勢・筋肉・神経の包括的な検査を受けてみてください。あなたとお子さんに合った最善の道を、一緒に見つけていきましょう。

三鷹にある当院までお越しになられない方へ

遠方にお住まいの方に向けた、ご案内のページを用意しました。当院まで来られないという場合は一度お読みになってみてください。


院長:佃 隆

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